もう食べられない

パズドラが好きです。食べ物のことはあまり書きません。

顎が割れたらどうなるか⑤

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すこーしだけゴタゴタしましたが、結局怪我から1週間ちょっとの翌週火曜日に手術日が決定。僕は月曜日から入院することになりました。

着替え、洗面用具、PC、スマホ、携帯ゲーム機、それらを繋ぐためのケーブル類、その他あれやこれやを揃えていざ病院へ!……と思ったんですがひとつ書き忘れていました。

以前に少し書いたかと思いますが、入院前の診察で顎を使わないようにするための器具を取り付けました。歯の矯正器具に世紀末のヒャッハーっぽさを足したものを想像してください。もしくはレクター博士

これ、歯の間にワイヤーを通して器具を固定しておりまして、装着の際は虫歯の治療時などに使用する、注射による麻酔を15回くらい打ちました。終わったあとは鼻から下の感覚が消失状態です。水を口に入れてもゆすぐこともできずにダラダラ流れ出てきます。歯の治療のときよりも圧倒的広範囲に影響が出るので新鮮でした。恐ろしいですね、麻酔。

で、これがまあつらいわけです。

口の中の違和感がすごくて、つねに唾液が出ている状態が続きます。そしてこれの装着後、食事がめちゃくちゃ苦痛になりました。基本的にはすべての歯に食べかすが詰まっているような感じがあるのですが、食事をすることでその嫌な感じが掛け算式に増加します。

そもそも食事自体も硬いものが食べられないので、おかゆ、豆腐、温泉卵、マグロのタタキばっかり。変化をつけられるとすれば豆腐にかけるポン酢を変えることくらい。

人は食事で不満を溜めるようになるとすさみます。この食生活というか、器具に慣れるのはもう本当に器具を外すくらいの時期になるころです。もうずーっとつらかった。

さて、器具についてはこんなところでしょうか。また思い出したら追記します。

では次回から入院編ということで続きます。