引っ越しをすることになりました

友人がね。

もともとそう遠くないところに住んでいた友人でしたが、なんとうちから徒歩5分のところで一人暮らしをすることになりました。逆方向に5分とかそういうのでなく、駅から家までの帰り道に友人の家がある、そんな感じです。

きっかけは駅前の不動産屋でなんとなーく物件を見ていたこと。彼とはまた別の友人が子供を生まれたのをきっかけに引っ越すというので、近所に住んでほしくてよくチェックしていたのです。その一環で、いまでも「ここに住めばいいのに」とか言いながら駅前の不動産の物件を眺めるというのが続いているわけです。

で、その物件の中に妙なものがありまして…。

バルコニーが広い！

部屋数と広さはふつうのワンルームなのですが、この間取りは熱い。一瞬でテンションが上ったのですが、家賃を見ると"5.5万”と…。ごまんごせんえん。やっすー！

住所というか掲載されている写真を見ると見覚えのある店。あの帰り道にある床屋の上か。

すごいね熱いねヤバいね、なんて言いながらその物件まで来て、周囲を見るだけでは飽き足らず、隣のマンションの階段を上がってチェックするという熱の入れよう。

するとさらなる新事実を発見。この物件、さらに上があるじゃないですか。スカイバルコニーの部分に階段があり、部屋の真上（つまり屋上）に上がれるようになっているんですね。部屋こそふつうの広さですが、使える面積がハンパない。

熱い、熱すぎる！！！

「見てみようぜ」となりまして、早速不動産屋に連絡をしていわゆる内見の予約をしました。

そして当日、僕と嫁、そして友人の3人全員が一発で気に入りました。ほかにもいくつかの物件を見せてもらったのですが、内装、もろもろの条件、金額すべてにおいてここを超える物件はありませんでした。というか今後の人生の中でも出てこないレベルでいいなと思いました。

というわけで、その後いくつかのハードルをクリアーして友人はこの物件を契約しました。

これで友人の持つ「40歳」「独身」「実家暮らし」の３つの重しのうちのひとつがついに外れます（笑）。