【モン掘り】門があいちまったな(陸奥九十九)
※【モン掘り】は【モンスター掘り下げ】の略です。思い付いた先からモンスターについてあれこれ語る記事となっております。
「陸奥圓明流千年の歴史の中に敗北の二字はない」である。
修羅の門、好きだったんですよねえ。何がよかったんんだろうと改めて考えて出た結論、あの漫画って厨二格闘漫画でしたよね。
主人公の陸奥九十九はチビだけどスピードだけじゃなくてパワーもあってヘビー級とも互角以上に渡り合える。相手をバカにしているわけではないけど、ナチュラルなウエメセ台詞。
そしてなにより技ですよ。相手の肘打ちに拳を当てながら受け流して肘打ちを叩き込む"蛇破山(じゃはざん)”。それだけでもだいぶアレなのに、上に受け流して下からみぞおちに肘打ちを当てる"裏蛇破山 朔光(うらじゃはざん さくこう)”。あとで発狂するんじゃないかってくらい攻めすぎたネーミングセンス。いや、バカにしているわけじゃなく、これが本当にカッコよくてね。
ほかにも拳を当てた状態からすげえパワーで撃ち抜く”虎砲(こほう)”とか、飛び関節技の"飛燕十字蔓(ひえんじゅうじかずら)”。作者の川原先生は特別絵がうまいわけでもないし、コマ割りなんてもう放棄してるし、作画面で特筆すべき点はない漫画家さんなんですが、仕上がった漫画はめちゃくちゃ魅力的なんですよね。修羅の門だけでなく、スピンオフの修羅の刻、海皇紀、原作を担当したふでかげ(サッカー漫画)はいずれもヒット作と言っていい人気作品になっています。
そんなわけで修羅の門の続編である第弐門が始まると聞いて僕は大変わくわくしました。じつは発表されてすぐに「中国拳法とやるのでは」と予想して、それは見事に的中したのですが、なんか一部のときほどは盛り上がらなかったなあ。やっぱりあの厨二感溢れる技がよかったので、新技がもっと出てほしかったのかもしれません。
パズドラの陸奥九十九
攻撃力✕100倍の追い打ちをかます男として、チャレモで大活躍しています。直近では1月のチャレンジダンジョンもこの男が光輝きましたね。ただ、ざっくり言うと、すべてにおいてあと一歩。まあ追い打ちが九十九の魅力ということなのでしょう。まずステータスがあと一歩。リーダースキルも6倍では、あと一歩どころか三歩くらい足りない感じです。覚醒はいいんですけど、ステータスが貧弱なためか、コンボ強化2個持ちでも少々物足りない火力です。
なので、僕はこの男には超覚醒で一発逆転を期待しています。超覚醒でコンボ強化がもう一個つけばイデアルよりも人気出そうなんだけどなあ。
持ってるモンスターには過剰に期待する。それが僕のスタイルです。
ではまた。